プワゾンドールズ #3
- ハッピーエンド クリスマス -






ネモ

3.エニク


 デッドラインロードの地下サーキットから車で約15分、街中に高い刑務所並の外壁で囲まれたある寮がある。

 五棟ほどの中の一つの部屋の中にあるのは見る者によっては吹き出してしまうくらい、それは可笑しいほどに妙な光景だった。

 明るく広いが言い方によっては殺風景な、一目でわかる一人暮らしの男の部屋。

 夜九時ごろ、キッチンを背にして居間にその三人はテレビと対面している古いソファに並んで腰を下ろしていた。

 葉吹は缶ビールを片手に下の隆々とした筋肉がはっきり見て取れる薄手の上着を着ている。

 こうして並んで見ると他の二人よりも頭が一つ分突き出していて彼がかなり長身だということがよくわかる。

 反対側では薄い黄色のパジャマを着たエミリーナがソファの上であぐらをかいていた。

 化粧を落としたせいか、先ほどまでとはまた違った素の魅力を見せている。

 そして二人に挟まれて腰を下ろしているのがネモである。

 薄青のトレーナーとスパッツ姿で、手にしたスポーツドリンクをしきりに口に運んでいる。

 時折自分の居場所を確認するように、ふるふると兎の耳を振るわせていた。

 数時間前からは予想もつかない落ち着きようだ。

 このチーム『ノーチラス』の主要メンバーである三人は一様に同じ一つのテレビに向かって見るとはなしに時間を潰しているのである。

 銀髪の凶悪な雰囲気を漂わせる大男、日系三世の美女、そして動物の遺伝子と混合されて生まれた人造人間。

 この世の中をどう捻ったらこんな組み合わせが生まれるのだろう。

 ネモが生まれてすぐの事だ。

 彼女の頭にはすでに言語基板がインプットされていたが、実際にそれを口に出して喋るまでには僅かな訓練を必要とした。

 テレビを見せながら実際の喋り方を二人が教えていたその日からずっと、彼女が自在に言葉を操れるようになった今も儀式のようにして

 三人は夕食の後にこのソファに揃って座るのが日課になっていた。

 夕食は寮の中で一番広い部屋であるこの葉吹の部屋で取るが、ネモとエミリーナは別室をそれぞれ持っている。

 ネモはこの両側の二人の体温を感じる自分の特等席が好きだった。

 エミリーナと葉吹がネモにとっての両親である。

 チャンネルはいつも不特定だ。毎週見ている番組などはなく、適当に決めているし文句を言う者もいない。

 とりとめのない話をしながら自室に戻って仕事の続きをするか寝るかするまでここでこうしているのである。

 他愛のない恋愛ドラマに見入っていたネモが、不意に大きな瞳をしばたたかせて口を開いた。

 「こういう時ってこんな事言うの?普通」

 テレビの中で女に言い寄っている男優のセリフを言っているのである。

 「言わんだろ」

 喉を鳴らしてビールを飲み込んだ葉吹が否定する。

 少し酒が回ってきたようだ、顔色に僅かに酒気が帯びている。

 「女も引くぞ、こんなの言われたら」

 「えーっ、そう?」

 マニキュアを塗りたいが葉吹にシンナーくさいとなじられるであろうから我慢して少しイラついているエミリーナが反応した。

 「言って欲しいもんでない?多少ベタでもここぞって時にゃあそういうクサいセリフもさー」

 「そうかぁ?好きなら好きだって言えば伝わるだろ、必要事項のみを述べときゃあいいじゃねえか」

 「役所じゃあるまいしハンコも押して出せって?日本人にはちょっと情熱が足りないんじゃない?」
          ジャパニーズ
 エミリーナの『日本人には…が足りない』が出た。

 本人にも何分の一かは日本人の血が流れているのに、とネモは内心毎度の突っ込みを入れた。

 「だから何で俺が毎回日本人の代表格なんだよ」

 「アタシの彼氏はブラジル人だしネモはまだ子供じゃない。成人男性の日本人つったらアンタくらいのモンだもの」

 エミリーナがブラジルから来日した理由は誰にもわからないが、恋人と一緒に借金取りから逃げてきたというのがもっぱらの噂である。

 「もっと色々いるじゃねえかよ、日本人像を俺にだけに絞るな」

 葉吹が不平を垂れたのはこれが最後で、エミリーナとの口論に飽きたのか彼はネモの肩に手を置いた。

 「ネモはもう寝とけ。疲れただろ?」

 「まだ。もうちょっと」

 二人を尻目に、空っぽになったスポーツドリンクのペットボトルを手にしたままネモはテレビに食いついている。

 無言で葉吹がテレビに視線を戻す。相変わらず恋愛ドラマが続いている、チャンネルはそのままだ。

 彼女はこれがそんなに興味深いのだろうか。

 ネモに性別がないという事から考えればまあ、その気持ちもわからなくはないが。

 「ネモも好きな人ができたら言ってよ。恋の百戦錬磨のエミリーナさんが恋愛の必殺技を教えてあげる」

 「必殺してどうする」

 ネモに微笑んだ彼女に飽きもせず葉吹が口を挟むが、エミリーナは聞こえないフリをした。

 「好きな人って僕に?」

 困惑したネモがエミリーナに振り向く。頭頂の耳が動揺で小刻みに振るえていた。

 「そーよ。恋は土色の人生に彩りを添える麗しの花となるわよ、一生恋をし続けなさい」

 何だかそれはそれで偏った考え方のような気がしたが、反論しても無駄なような気がしてネモと葉吹は黙っておいた。

 好きな人。

 そう聞いてネモは金髪を背で編んだ、一人の少年を思い浮かべた。

 糸みたいに細い目をしたエニクの事だ。

 何故浮かんだのだろうという自問に、あのお調子者なら軽い感じで自分を好きだと言ってくれるかも知れない。

 そう考えてネモは自分を納得させた。

 何故か、顔が紅潮した。



 翌朝はいつも通りのように始まった。

 ネモは六時に起きてからすぐに寮の地下にある訓練所で葉吹とトレーニングを開始する。

 寮の地下はデッドラインロードのコースを模した物となっており、他の寮からも数人プレイヤーが早朝トレーニングに来ていた。

 この寮はすべてデッドラインロードのプレイヤーが使用している、ザ・ショップが所有しているものなのだ。

 普通の人間だったら胃液が逆流するような過酷な基礎体力を維持する為の運動の後、ようやく寮に帰って朝食となる。

 エミリーナの毎朝の健康診断を受けた後に彼女の作ってくれた朝食を取り、ネモ以外の二人はそれぞれの仕事先に向かう。

 普段はそれから夕方まで別のトレーナーに習うか自主的にメニューを組んでやるか、或いはデスクワークで勉強するかだが昨夜の苦労を

 ねぎらい今日は終日好きに過ごしていいと葉吹から許可が下りている。

 久し振りの休日だった。



 ネモが生まれた理由は葉吹にある。

 彼がプレイヤーを引退した後にそれまでに稼いだ財産のすべてをつぎ込んでネモという一個体の製造に踏み切ったのだ。

 ドールズは無償で作る事ができるが、ビーステッド・ドールズ―動物の遺伝子を組み込んだ戦闘用ドールズ―の製造は表では禁止されている。

 ビーステッド、それもデッドラインロードで使用する為にカスタムしたドールズの製造はまさに底無しの井戸をカネで埋めるほどの金額がかかる。

 腕のいい遺伝子技師などの技術者のツテがいるし製造に必要な闇の施設の利用もタダではない。

 もちろんこれらは違法だ。発見されればオシリス・クロニクル社、つまり公営のドールズ製造機関が黙ってはいない。

 『保健所』と呼ばれる社の戦闘部隊の連中に付け狙われ、射殺される可能性だってある。

 そこまでリスクを負って何故ネモを誕生させる必要があったのか。

 ネモは葉吹が見かけよりもずっと優しい男だという事を知っている。自分を何かと気遣ってくれる葉吹を親のように慕い、心を寄せてはいたが

 ネモは今までに葉吹にどうしてもこの己の命題とも言える質問を聞けずにいた。

 それは自分の存在の証明を覆される返事が怖かったからに他ならない。

 心の底のどこかで、自分が人間でも彼の本当の子供でもないという事がネモの心を絞め付けていたのかも知れない。

 かくしてネモは生まれ、葉吹は独立して新しいチーム『ノーチラス』を立ち上げる事となった。

 他のチームのメディカルドクターをしていた腕の良いエミリーナを半ば強引に引き抜き、現在に至るというわけである。

 ネモの製造にかかった費用は葉吹が現役時代に稼いだカネだけではとても追いつかず今も『ノーチラス』の財政は火の車だ。

 しかしネモの活躍によって少しずつではあるが改正されつつある。



 自分で作った早めの昼食を取ったネモは、部屋着のまましばしテーブルについたまま瞳を閉じて思考を巡らせた。

 内容は主に今日という日をいかに有効に過ごすかという事だった。

 それなりに高かったヤツだと葉吹が言っていたテーブルに置いた両手から硬い木材の感触が伝わってくる。

 椅子から垂らした両足には昨晩の試合の影響だろう、疲労による僅かな違和感を覚えた。

 さて、何をしよう。

 夕方の僅かな時間のみ葉吹かエミリーナの同行つきで許されているが、日中は彼女一人で寮の外壁の外へ出る事はできない。

 エミリーナと葉吹は外出しているようだ。事務所で仕事だろう。

 昨晩試合に出た知り合いはいない。となると寮で今暇をしているのは自分だけだ、ネモは友達に会いに行くという案も破棄した。

 胸に妙な焦りが沸いた。せっかくの休日なのに、という手持ち無沙汰な気分。



 結局MDプレイヤーとソフトを数個バッグに突っ込むと、ネモは屋上に続く階段を上がる事にした。

 夕方までそこで時間を潰す事にしたのである。

 たまに屋上で外を見下ろしながら流行の曲など聴くのがネモの趣味の一つだが、休日に行うには少し時間がもったいない気がした。

 夕方になればトレーニングから帰ってきた友人たちも含めてみんな暇になるだろう、それまでの我慢だ。

 鉄の手すりを掴みながら階段を上がると、やがてスチール製の扉に突き当たった。

 ノブを掴むと同時に、垂れていた頭頂の兎の耳が微細な音を感知してピンと起き上がる。

 この耳は伊達や酔狂でつけられたものではない。

 100キロ近い速度で戦闘を行うデッドラインロードに置いてもその耳の超感覚は失われず、空気の震動から相手の行動や微妙な筋肉の

 伸縮さえも感じ取れる。

 その耳が今、このサビだらけの赤茶けた扉の向こうに誰かが存在する事をつげている。

 コンクリートをローラーで削る音だ。

 一瞬の躊躇の後ネモはノブを回転させて引くことを選んだ。

 警戒心はあまり働かない。この寮にいるのは同僚だけだからだ。

 扉を開くとすぐに12月の乾いた冷たい風がネモの頬を撫でた。かすかに枯葉の香りを含んでいる。

 目が痛くなるくらい澄んだ空の中を金髪が泳いでいた。

 一つに編んだ金髪を背に垂らした少年がスケートボードで屋上の柵をスライドしているのだ。

 少しもブレずに滑空する燕のようにスライドを行う彼をネモは美しいと思った。

 扉を開いた音に気づいたのだろう。反射的に振り返った彼は糸目をめいっぱい広げて驚きの笑みを作った。

 「よぉ!あっ…わーっ!?」

 もちろん顔と意識が明後日の方向を向いていてもバランスが取れるほど力学は甘くはない。

 ネモが注意を促すより速くその笑顔は一瞬で慌てた情けないものと変わり、屋上の床へとずれて派手に転倒した。

 ネモに照れ笑いを浮かべて石畳の上に手をついた時、彼の後頭部に中空を舞っていたボードの先端が直撃した。

 苦しげにくぐもったうめき声を上げながら後頭部を抑え、小刻みに震えてその場にうずくまっている少年を前にしばしネモは立ち尽くす。

 まるで漫画か喜劇のようだ。実際にこういう場面が目の前で展開されると自分の時間が止まる事をネモは学習した。

 淵に柔らかな毛皮のついたフードのあるモスグリーンにジャンパーを羽織った、全体的に細いイメージがある糸目の少年。

 やっと彼がエニクだという事に気づいたネモは慌てて苦痛に耐える彼に駆け寄った。

 「危ねえ…反対側に落ちたら死んでたぜチクショウ」

 どう声をかけたものか一瞬躊躇したネモの先手を打ってエニクが顔を上げた。

 ここは寮の六階の屋上であり、下には駐車場が広がっている。

 「やあオハヨウ。元気?」

 ヘッドスプリングで身軽に跳ね起きたエニクが、自分を覗き込んでいたネモに微笑みかける。

 数回首を鳴らしただけで痛みの事などもう気にもなっていないようだ。

 「おはよ」

 まっすぐに細い瞳で覗き込まれたネモが、胸に感じる気恥ずかしさを誤魔化そうと自分の胸の前で手を合わせて世話しなく

 指を組み変えながら答える。

 「昨日は紹介するヒマなかったよな、ご存知エニク・ド・パンセです。モニタで見るよりずっとイイ男だろ?」

 顎に手をやったエニクがキザったらしく言って見せる。冗談のつもりかどうかはネモにはわからない。

 「うん。僕、ネモ」

 改めて彼女の一人称に疑問を感じたのか、エニクの表情が一瞬目をしばたたかせる。

 どうしよう。自分には性別がなく女でないと言うべきなのだろうか。

 だけど彼女の心の底は口に出してそれを相手に伝える事を頑なに拒否した。

 女の子だと思っていてくれた方がいいという感情が心の内を渦巻く。

 ネモの動揺が伝わったのかどうかはわからないが、エニクは軽く両手を開いて話題を変えた。

 「君の師匠って山内葉吹だよな?知ってる」

 先ほど己の頭を急襲したボードを拾い上げると彼はその上に腰を下ろした。

 冬の寒空に金髪が踊る。

 それを見たネモも、柵の上に腰を降ろした。

 「100人以上クラッシュさせたっつう言う伝説の男だよな。俺もファンだった。…予想通りおっかねえ人だな」

 感慨深そうにエニクは目を細めた。後半は昨晩の事を言っているのだろう。

 「優しい人だよ」

 一応葉吹の名誉の為に言っておいたが、ネモも実はその通りだと内心思う。

 家族のように接してきたのだからそうは思わないが、容姿だけで言えばかなり怖い部類に入ると思う。

 彼の本当の優しさを知っているのはネモとエミリーナの二人くらいのものだろう。
                 
 「優しい。あの人がねえ…戦ると絶対にどっか壊されるって怖がられてたモンだが」

 片眉だけ跳ね上げた表情を作ったエニクが想像もつかなそうに言った。

 「あの人もスケーターだったろ?君みたいな関節技をたまに使ってたんだ、やっぱ葉吹さんから?」

 「そうだよ。僕の走りと組み手の師匠なんだ」
  ウインドグラップ
 「『風掴み』だったよな?あの人の格闘技って。山内葉吹オリジナルで打撃よりも受け流してからの反撃を中心とした…」

 これはネモには初耳だった。

 彼に習った格闘技に名称があることも、オリジナルである事もだ。

 自分の方に向き直ったネモにエニクは笑って説明した。

 「昔の『ハイウェイキング』で読んだ」

 ハイウェイキングとはザ・ショップが発行しているデッドラインロードの専門誌だ。

 競馬新聞のようなもので、各選手に感情移入し易くしようと細かいデータも載っている。

 ネモも一度特集に組まれた事があり、化粧に戸惑いながらも写真を撮られたものだった。

 編集部とネモと本人しか知らない事だがあのインタビューに答えているのはエミリーナである。

 彼女は相当ムチャクチャな事を答えており、ネモはそれが原因で彼女と喧嘩した夜の事を思い出した。

 「必殺技を開発するのに頭にアルミホイルを巻いて冷蔵庫に潜んでたって本当?」

 エニクは読んだ事があるらしい。

 一瞬で顔が火照るのを感じたネモはあわてて弁明した。兎の耳が感情を露呈するようにピンと立ち上がる。

 「ちがっ…アレは勝手にエミーが…」

 「だよなあ」

 笑いを堪え切れずに吹きだしたエニクが、その細い顎をネモに向けながら仰け反って空を仰いだ。

 エミリーナに対する僅かな怒りが冷めるとふとネモはそのエニクの姿に目を奪われた。

 ずっと見ていても飽きない人だ。

 そうと感じる人と会うのはどのくらいぶりだろう。

 「さて。俺これからこの寮のヤツと一緒に遊びに行くんだけど来ない?ひいらぎ通りの方」

 体を持ち上げたエニクが跳ね上がるように立ち上がった。

 「いや…僕は外に出られないから」

 柵に腰掛けたまま身を伏せてネモはエニクの目から隠すように、スパッツから露出している自分の両足に手をやった。

 急に自分が醜いもののように思え、心の内を羞恥心が覆ってゆく。

 誤魔化すつもりでネモは柵から降りて屋上のスペースに降り立った。

 「そ。残念。ああ、それから…」

 ネモの言った意味に気づいたのだろうか?エニクはあっさり引き下がったが、すぐに別の思いつきを口にする。

 エニクがボードを片手に、腰に手をやって糸目を更に細めて笑った。

 「最後のオネガイ。耳に触ってもいい?」

 「…?」

 ネモが困惑した表情でエニクを見、自分の両手を側頭部の耳にやった。

 「いや、そっちの耳」

 エニクが自分の頭頂部を撫でるように示す。エニクの兎の耳の事を言っているのだ。

 意味を理解したネモの胸の心臓は激しく波打った。どうしよう。

 「あー…イヤならいいけど」

 申し訳なさそうに提言したが、ネモは頷いた。

 「いいけど」

 両側に倒れていたネモの耳が立ち上がる。

 手を当てた自分の頬は熱くなっていた。

 「では失礼しますよお嬢さん」

 遠慮なくエニクの掌は二つの、白い柔らかなうぶ毛に包まれた耳を優しく包んだ。

 エニクがその手に僅かに力を込めると、途端にネモが背筋に冷たい電撃が走ったような感覚を受けてビクンと体を痙攣させる。

 驚いたエニクが切なげに息を吐いたネモから慌てて手を離した。

 「ゴメン、痛かった?」

 「ううん。平気」

 気持ち良かったとは口が裂けても言えない。

 ネモは照れて笑って見せた。

 「じゃあまた」

 別れを告げて去り際にエニクはまた目を細めて笑った。

 12月の空に吸い込まれそうな笑顔だった。



 あの人を好きになるかも知れないと、ネモは心のどこかで感じた。














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